
質の高い学び
新年明けましておめでとうございます。
昨年は皆様にとってどんな年だったでしょうか?
今年はどんな年にしたいでしょうか?
うちの会社は1月決算なので、毎年1月に入っても年が明けたという感じがあまりしなくて、
年末年始が一年で一番忙しいですしラストスパートって感じになります。
多くの皆さんは新年になると今年の目標を決めたり、何か新しく始めたりする方も多いと思います。
今年はこれを勉強しようとか考える人も多いのではないでしょうか?
そういう人に向けて少しアドバイスを出来たらと思います。
私も普段から本を読んだり、動画を見たりと様々なところから勉強をするようにしています。
私も昔は経験があったのですが、時間使って勉強しているのに、
何も頭に入っていない、、
何も身についていない、、
という人も多いと思います。1週間後には忘れてしまっている。。
せっかく良いことをやっているのに、身についていないのであれば時間が勿体無いのでやらない方がマシという感じですよね。。
そういったことを防ぐために、ちゃんと身に付く方法をお伝えします。
①勉強する前に、何を得ようとしているのかをまず考える
本を読むにしても、動画を見るにしても、資格の勉強をするにしても、
最初になぜその勉強をするのかを自問自答する時間が必要です。
本を買う前に、なんとなく売れているから、タイトルが面白そうだからとか曖昧な理由ではなく
まず目次やレビューを見てその本から自分は何を得ようとしているのかを具体的な言葉ではっきり言えるレベルで考えてください。
そうすることで、得たい情報を探しながら読むので内容を忘れにくくなります。
②終わった後に、アウトプットする
これが一番大事なのに、やってない人が多すぎる印象です。
本でも読み終わった後にそこから何を得たのか、どんな感想だったかを必ずアウトプットしてください。
家族や恋人や友達に話すでも、紙に書くでも必ずしてください。
「この前こういった本を読んでさー」「こういうことを学んでさー」という風に話して、得た知識をひけらかしてください。
勉強しても自己完結する人が多く、それがとてももったいない。
「一番の学びは教えることだ」とよく言われますが、本当にその通りだと思います。
アウトプットすることで知識が定着します。とにかく得た知識を話しまくりましょう。
③抽象度を上げる
どういうこと?って感じだと思いますが、自分ごとに連想していくゲームみたいなものと理解してもらえればと思います。
読んだまんま、見たまんまを捉えるのではなくそこから「なぜ?」と深掘りしていき自分に置き換えた時の学びを得るようにしていく。
「スティーブジョブズがiPhoneを開発した」と言う文章があったとして、多くの人はへーそうなんだで終わると思いますが、
なぜiPhoneを作ろうとしたのか、どういった背景があったのか、どう言う思考があったのか、どういう勉強をしたのか、どう言った人と繋がりがあったのかなど
これは一例ですが、一つの文章からより深く連想していく癖づけが必要となります。
「スティーブジョブズがiPhoneを開発した」だけを捉えると、自分が開発できるわけないし、と何も学びにならないのでそりゃ「へー」で終わります。ただ、どう言った勉強をしたのかは参考にできるし、どう言う思考からできたのかはその思考に近づけるように出来るしとそこからは学びにつなげられるわけです。
そして自分に置き換えて、変われるポイントを探す。
これをやることで普通の人の1冊の知識が、3冊読んだくらいの知識になります。
参考にしてもらえたらと思います。
生まれた瞬間から、この世の中は不平等です。
不平等が当たり前の世界です。
ただ唯一平等なもの、それは「時間」です。
せっかく時間を使って、勉強するならより効率的に。
同じ1時間を使うにも、より濃密に。
今年は「辰年」と言うことで、登り龍のごとく皆さんがレベルアップすることを願います。